新約とある魔術の禁書目録 感想

 

「新約とある魔術の禁書目録」ライトノベルの感想です。


第3巻 感想

今回の第3巻はとにかく登場人物が多い。
御坂美琴(みさかみこと)がついに上条当麻(かみじょうとうま)の
仲間として参戦。
インデックスが登場しない。
第3巻クライマックス部分の後にある気になる伏線の内容。

まず登場人物が多い。その多い登場人物の中には主役クラスが何人もいるので、
メインの上条当麻の活躍が、他のメンバーの活躍によって
薄められてしまっているのが少し残念。

良かった点は、当麻と御坂美琴が仲間として共に共通の敵に向かって戦う点。ファンにとっては「なぜ当麻は美琴を仲間にしないんだろう?」と
一度は疑問に思ったことがあると思う。
今まで当麻が闘ってきた数々の強敵も、
美琴がいれば楽勝で勝てたという相手は多い。

さらに敵が当麻の右手「イマジンブレーカー」を研究し、
対応策を取ってきはじめたこと。
今までは、どんなに強い敵が現れてどんなにピンチになっても
最終的に当麻の右手のパンチ一発で大逆転してきたのだが、
その特異な能力が敵に知れ渡りきっちり対策済みだという点。
今回の敵との戦いも、そのために当麻はかなり苦戦させられたが、
次回からはおそらくもっと苦しい戦いになるのだろう。
作者の鎌池和馬さんは、登場人物の無敵状態を放置せずに
敵に何らかの対策を立てさせるので、そこがリアルでもあるし
ハラハラさせられる点でもある。

第3巻で気になったのは、今回インデックスが全く登場しなかったこと。
登場しないどころか、インデックスという文字自体が
約400ページの本文とあとがきの中に全く出てこなかったところに驚かされた。
「作者はインデックスのことを忘れているのではないか」と
思わせるほどの違和感を感じた。メインヒロインのはずなのに。
でも、私はインデックスはどうでもいい。
当麻が活躍し、美琴のかわいいツンデレシーンさえあればそれで良い。

第3巻で私が最も気になったのは、クライマックスの戦闘が終わり、
当麻が自分は利用されていたことに気付いた後のシーン。
大きな後悔の念と責任に打ちひしがれる当麻。
自分もいっしょにその責任を果たすと当麻を励ます美琴。
そこまでは良いのだが、その時に美琴が当麻に渡し損ねたものがある。
その渡し損ねたというたった一つのことが、
あとあと当麻を大きな闇の世界へと動かしてしまうような含みが書かれてあり、
今後の暗い展開と当麻と美琴の心のすれちがいがいかにもありそうな感じで
なんだか次巻を読むのが少し怖く感じる。


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