カンピオーネ!第2巻の感想・呪文

 

カンピオーネ! 第2巻 魔王來臨

著:丈月城
画:シコルスキー
2008年11月26日 第1刷発行
集英社スーパーダッシュ文庫


第2巻の登場人物

原作の小説(ライトノベル)のキャラクター紹介です。

草薙護堂 草薙 護堂(くさなぎ ごどう): 主人公。カンピオーネの一人。毎回女性関係に悩まされ、強敵と戦う羽目になる高校生。
エリカ・ブランデッリ エリカ・ブランデッリ: 護堂の騎士。今回も小悪魔的な魅力で護堂を悩ませる。
万里谷祐理 万里谷 祐理(まりや ゆり): 巫女にして類まれなる霊視の能力を持つ。護堂に次第に関心を強めていく。
リリアナ・クラニチャール リリアナ・クラニチャール: エリカのライバル。不本意ながらヴォバンに従事することになる。
サーシャ・デヤンスタール・ヴォバン サーシャ・デヤンスタール・ヴォバン: カンピオーネの一人。護堂の今回の敵。暴君ぶりを発揮。まさに老害。
甘粕冬馬 甘粕 冬馬(あまかす とうま): 正史編纂委員会。祐理と護堂との関係を深くしようと、祐理にいろいろと怪しげな提言をする。


第2巻の感想

護堂の女性関係の苦労ぶりが面白くて笑えます。エリカ、祐理、に加え小姑(こじゅうと)ぶりを発揮する妹の静花。護堂にとっては はなはだ心外な勘違いをするリリアナ。物語が進むにつれて、護堂の思惑に関係なく勝手にハーレムが形成されていくこのシリーズなのですが、ハーレム要員がエリカ、祐理の二人だけでさえこんな苦労を強いられる護堂に半分同情してしまいます。(もう半分は、当然うらやましい気持ちでいっぱいです)
バトルの方も面白い。今回の敵であるヴォバンは護堂と同じカンピオーネ(魔王)。しかし300年以上の歳を重ね、倒した「まつろわぬ神」の数も多数。つまり、神の権能を数多く持っているということなのです。圧倒的な不利な状況で、護堂はどう戦うのか?
最後のみんなの力を合わせてヴォバンの技を退けたシーンはちょっと胸が熱くなりました。
最後の決着は中途半端で物足りませんが、護堂の未熟な実力を考えれば仕方ないことなのでしょう。
第1巻に比べ、物語のテンポもよくなり面白さに磨きをかけたシリーズ第2作。


第2巻の呪文

原作であるライトノベル第2巻の、呪文や気に入った言葉を書き出してみました。
かっこいいセリフがいくつもあります。

リリアナ・クラニチャール
「妙(たえ)なる調べを奏(なか)でし無冠の王よ。騎士リリアナ・クラニチャールの誓いを聞け」
「我は狂える碑(いしぶみ)の継承者、十字の騎士の裔(すえ)たれば、我が心のままに天を駆ける! 羽持つ匠(たくみ)の騎士王よ、幻想の精髄(せいずい)を我が手に顕(あらわ)し給(たま)え!」
「さあ、我が武勲(ぶくん)の礎(いしずえ)となれ、イル・マエストロ!」
(v2 p146 p147 リリアナが銀のサーベルを具現化した言葉)

エリカ・ブランデッリ
「── 鋼の獅子と、紅き悪魔の楯(たて)よ。我が意志、我が言霊(ことだま)に応えよ!」
(v2 p178 エリカの、クオレ・ディ・レオーネを召喚した言霊)

エリカ・ブランデッリ
「── いざ来たりませ、異邦人(いほうじん)の救い主よ。処女(おとめ)より生まれ出(い)づる約束の主よ!」
「聖なるかな聖なるかな、万軍の天主よ。我ら神なる御身を讃(たた)えん! 御名を崇(あが)め奉(たてまつ)る!」
(v2 p180 クオレ・ディ・レオーネを一三振りに増やしたエリカの言霊)

エリカ・ブランデッリ
「鋼(はがね)の獅子(しし)よ、汝(なんじ)に使命を授ける。七振りの太刀(たち)となり、囚(とら)われの王を守護せよ! 歌えブロンデル、応えよ獅子心王(レ・レオーネ)!」
(v2 p183 銀の魔剣を七体の獅子に変えた言霊)

草薙護堂
「── 我がもとに来たれ、勝利のために。不死の太陽よ、我がために輝ける駿馬(しゅんめ)を遣(つか)わし給(たま)え。駿足にして霊妙なる馬よ、汝(なんじ)の主たる光輪を疾(と)く運べ!」
(v2 p186 護堂の、白馬を天より招来するための呪文)

草薙護堂
「羽持てる者を恐れよ。邪悪なる者も強き者も、羽持てる我を恐れよ! 我が翼は、汝(なんじ)らに呪詛(じゅそ)の報(むく)いを与えん! 邪悪なる者は我を打つに能(あた)わず!」
(v2 p193 護堂の、鳳(おおとり)の化身の権能を使った時の言葉)

リリアナ・クラニチャール
「我が翼、幻影(げんえい)の刃を成す鋼(はがね)よ。── イル・マエストロ、我に力を!」
(v2 p199 リリアナの愛剣を具現化させる言霊)

エリカ・ブランデッリ
「クオレ・ディ・レオーネ、黒き騎士の鍛えし剣よ! 至高の剣の末裔(まつえい)よ! 我が祈りに応え、王者の鋼たれ!」
(v2 p208 エリカの、愛剣の斬れ味を最大限に高める霊剣(エクスカリバー)の秘法の言葉)

万里谷祐理
「── 王よ。もしあなたが、その御心をお忘れにならなければ、新たな力をその手に掌握(しょうあく)されることでしょう。群れを成し迷える羊たちを御身が導くとき、角を持つ導きの獣(けもの)は御身の頭上にて祭司の技を振るうはずです」
(v2 p234 祐理の託宣(たくせん))

エリカ・ブランデッリ
「ならば王よ、御自(おんみずか)らそれをお確かめあれ。── 草薙護堂! 御身の騎士が呼び招きます。今こそ来たり、王の責務を果たし給え!」
一礼し、声高らかにその名を呼ぶ。
(v2 p242 エリカが護堂を呼び招く言霊)

草薙護堂
── 我は最強にして、全ての勝利を摑(つか)む者なり。全ての敵と、全ての敵意を挫(くじ)く者なり。
(護堂が唱えたウルスラグナの聖句)

草薙護堂
「── 義なる者たちの守護者を、我は招き奉(たてまつ)る。義なる者たちの守護者を、我は讃(たた)え、願い奉る。天を支え、大地を広げる者よ。勝利を与え、恩寵(おんちょう)を与える者たちよ。義なる我に、正しき路(みち)と光明(こうみょう)を示し給(たま)え!」
(v2 p262 護堂の、山羊(やぎ)へと変わる言霊)

草薙護堂
「我は言霊の技を以(もっ)て、勝利の聖句を謡う!」
(v2 p267 護堂の呪力を高める ウルスラグナの聖句)

草薙護堂
「稲妻よ、稲妻よ! 我は百の打撃を以(もっ)て千を、千の打撃を以て万を、万の打撃を以て幾万を討つ者なり。義によりて立つ我のために、今こそ光り輝き、助力せよ!」
(v2 p281 護堂の言霊)

草薙護堂
「人と悪魔──全ての敵と敵意を打ち砕く。それこそ我なり!」
(v2 p282 護堂の言葉)

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